食べないのに痩せないストレス太りの対策

運動不足は全ての原因に

 

次は運動不足です。これも明らかな原因のひとつとなります。日頃から強いストレスを感じている人の場合、その大多数が慢性的に運動不足だとされています。

 

そもそも、適度な運動はストレス解消に効果があるわけで、それを怠っているのです。運動不足による体への悪い影響はいろいろあります。

 

食べていないはずなのに太ってしまうということに関わっているのは基礎代謝量の低下です。基礎代謝は安静にしていても最低限消費されるカロリーのことです。人間が生きていくための最低限のカロリーです。この基礎代謝は、性別、世代によって変わりますが、各人の筋肉量によってかなり違いが出てきます。何しろ約40%は筋肉でカロリーを消費しているのです。

 

一般的な1日の生活での消費カロリー全体の約25%に換算されます。これは大きい要素です。そして基本的に運動不足である人が、ストレスから休日にだらだら過ごしていれば、更に運動量が低下し、筋肉量の維持や促進が行われないことになってしまいます。それなら、ある程度食べる量が減ったとしても、消費カロリーの減少分の方が大きくて、その結果太ってしまうことになります。

 

とにかく運動不足ではダメです。せめて、気軽に実践しやすいウォーキングなどをしましょう。誰にでも手軽にできるのに、いろいろな効果があります。手軽であっても立派な有酸素運動です。体脂肪を燃焼させますし、生活習慣病の予防効果もあります。何よりストレス解消にも持ってこいです。気分よく公園を散歩すれば、日頃の嫌なことも随分軽減出来るはずです。